このブログでは、データに基づいた分析をしています。今回はマイジャグラーV編です。
マイジャグラーで最高レベルで出ないときは、どうあがいても光りませんね。小窓の中は静寂が漂い、ただサンドにマネーが吸い込まれていくだけです。
そのような時での、1000回転での各設定ごとでの最低の差枚数をサンプルから確認します。地獄タイムでのデータです。サンプル値はピーク値ではなく、各回転時での最大数値です。

んー、取り合えず1000回転は回します。
1.期待値差枚について
期待値差枚数を気にしていますか?ジャグラーを遊戯する人でも気にする人、そうでない人いろいろと思います。ご存知のように、機械には各設定に対して期待値が割り当てられ、その期待値枚数が各設定にて異なります。 期待値の計算式は下記としています。
期待値 = 平均回収枚数 - 平均投資枚数
遊戯を継続するなかで、この期待値枚数を把握しながらプレイすることは重要です。この情報を持っていれば、より適切な設定判別での台を選択し、長期的に見てより多くの利益を得ることができるはずです。ただし、期待値が高いからといって必ず勝てるわけではありません。確率的な要素が常に存在し、またプレイヤー自身の運や戦略にも依存しています。特にジャグラーは難しい機種です。
2.設定値と差枚について
マイジャグVでは各設定によって期待値枚数が割り当てられています。設定値が高いほど、その期待値枚数が増えるということです。また、設定値が4以上になると、プラス差枚となる確率が高くなるとされています。つまり、設定4以上でプレイすれば、長期的には勝つ可能性が高まるということです。
◆ 公表出玉率から各設定・回転数で期待値差枚数を計算:
設定 | 1000回転 | 2000回転 | 5000回転 | 8000回転 |
1 | -90 | -180 | -450 | -720 |
2 | -60 | -120 | -300 | -480 |
3 | -3 | -6 | -15 | -24 |
4 | 84 | 168 | 420 | 672 |
5 | 159 | 318 | 795 | 1272 |
6 | 282 | 564 | 1410 | 2256 |
ただし、設定値を確認することはできないため、実際にどの設定でプレイしているかは把握できません。また、設定値が4以上であれば勝てるということは、あくまでも参考程度の情報となります。実際には、確率的な要素があるため、設定値が高くても勝てないこともあります。
3.サンプルデータでの最悪差枚

マイジャグVのデータを見ると、設定1の場合で1000回転での期待値枚数はー90枚です。しかし、ホールで1000回転で回したとき、あたりが無い場合、それ以上に悲惨な状態になりますよね。
実際、下の表にあるように、各設定での1000回転での最小差枚数は、大きくその期待値枚数を超えて悪くなるときがあります。
◆ サンプルデータは、1000回転での設定ごとでの最大はまり。
設定 | 最小差枚 | BB回数 | RB回数 | 合算確立 | ぶどう確率 | チェリー確率 | 単RB確率 |
1 | -964 | 0 | 2 | 1/500 | 1/5.62 | 1/34.48 | 1/500 |
2 | -757 | 1 | 3 | 1/250 | 1/6.25 | 1/40.00 | 1/333 |
3 | -1099 | 27 | 31 | 1/155 | 1/5.80 | 1/35.02 | 1/429 |
4 | -537 | 2 | 3 | 1/200 | 1/6.41 | 1/41.67 | 1/500 |
5 | -986 | 0 | 1 | 1/1000 | 1/5.38 | 1/41.67 | 1/0 |
6 | -1187 | 0 | 0 | 1/0 | 1/5.95 | 1/33.33 | 1/0 |
絶不調であれば、1000回転でも1000枚位吸い込まれます。マイジャグV恐るべしです。このような台は絶対座りたくないですね。
今回のデータ分析はいかがだったでしょうか。ご参考になれば。ハッピージャグラーライフ!!
サンプル数:2,120,000回転 (2025年04月28日でのデータ)
* 表内の数値は、新しいサンプルが追加されるなどの理由で変動します。
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